HSPアロマセラピストの香りある暮らし

最近話題のHSP。5人に1人の敏感な心の持ち主、人一倍感じる力が強い気質の目線から香りと日常の暮らしをゆったりとお伝えします。

京都西陣散策

鞍馬口、船岡山界隈を訪ねた、さらさ西陣。
築八十年の銭湯、旧藤森温泉をリノベーションした
映画、「千と千尋の神隠し」の油屋の舞台を思わせる佇まいの建物。
前から行ってみたいと思っていました。
一度見たいと思っていたマジョリカタイル。大正初めから昭和10年代頃に日本で生産された多彩色レリーフタイルのことを言います。
そんな銭湯の名残のあるレトロなカフェでランチをいただきました。
男湯と女湯で区切られた壁の跡、天井の高さ、脱衣用かごや番号付きの木製の扉など昭和テイストを楽しんできました。

コロナ残酷物語

この背景の色からしてネガティブな内容に感じ取られたと思います。
4月の浮かれた内容から急転直下で残念な報告になってしまいました😢マッサージモデル協力者の方に事前にメールや手紙でお知らせが済んで、ここでもお伝えすることにしました。
モデル演習中、厳しい言葉をいただいた先輩セラピストの方々から多くの温かいお言葉、無料体験と称していたのでその場限りと思っていた一般の協力者さんからもメッセージをいただきました。「〇〇さんのトリートメント好きやったんです」なんて泣きそうなことを言ってくださる方もいました。
皆さんの温かい励ましを大切にして今度はそれを違う形で情熱を持って届けていこうと思います。
ホームページリニューアルしました。

香りの歴史をめぐる旅

雑誌&PremiumKyotoで知って前から行ってみたかった船岡温泉近くの@ゴルコンダさんへ。
近くまで来たものの場所がわからず、オーナーさんに迎えに来てもらうことに。
エレガントで美人さんのオーナーさん。ガサツな私を優しく迎えてくださいました。オープンされて6年。
基材は自らモロッコにに買い付けに行かれ、サロンビジュアルもそのこだわりと世界観が垣間見れてモロッコにいる日本人のお店にいるかのように感じる二人の時間でした。
古代エジプトの香り「キフィ」をオーナーが再現し、香りをブレンドされているということを知り、実物に触れたい思いから訪ねることにしたのです。
古代エジプトでは、日の出・正午・日没に、それぞれ1日3回、違う香りが焚かれ、日の出には、フランキンセンス(乳香)。正午に、ミルラ(没薬)。そして、日没にはキフィが、それぞれ焚かれていました。
日の出と正午の香りは単体でも手に入れることが出来ますが、キフィの甘くスパイシーでオリエンタルな香りは貴重でとても神聖な香りに感じられました。
香水もオーナーのプロデュースでエタノールの代わりにお酒のジンを使われています。エタノールとウォッカが主流だと思っていたので新たな発見でした。香りの世界に身を置き、その世界をさらに掘り下げたいと思った時に出会えたお店でした。
モロッコ産のローズ、ガーデニア、ネロリなど香り好きには危険過ぎる領域で、どれも捨てがたい香りでしたが、香りの女王、ローズに降参した格好になり購入。
10年前に比べるとアロマの香りも進化し、海外だけでなく、日本産の香りも注目され、それを香らせるディフューザーも色々開発されています。
しかし、炭団を使って香りを焚くという昔ながらの芳香のデモンストレーションを見せていただき、香りの原点に戻ることが逆に新鮮に見えてそれは想像を超えるモロッコの小旅行なのでした。本当は誰にも教えたくなかった……。